元小学校教諭のファイナンシャル・プランナーという経歴を活かすため、学校現場での金融経済教育に携わっています。
教職員向けの研修、授業づくりのお手伝い、実際の授業まで。
あわせて、先生方の仕事とデジタル・AIをつなぐお手伝いもしています。
校務のシステム化から、授業や特別支援の場面で使うツールの開発まで、
現場の困りごとや要望を伺い、つくって、使いながら日々アップデートしていく形でご提供しています。
これまでにお引き受けした取り組みをご紹介します。
福岡市立松島小学校 5年家庭科「持続可能な社会へ 物やお金の使い方」
単元の設計・指導案の作成/教材・ワークシートの作成/全5クラス・全6時間の授業者(5年生・家庭科/のべ30時間)
2026年8月28日から9月14日にかけて、福岡市立松島小学校の5年生5クラスで、 家庭科の単元「持続可能な社会へ 物やお金の使い方」を担当しました。 1クラスあたり6時間、5クラスでのべ30時間の授業です。
1時間だけの出前授業ではなく、単元の設計から教材づくり、全クラスの全時間の授業まで、 まとめてお手伝いさせていただきました。
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単元の設計と指導案の作成
学習指導要領の家庭科「C 消費生活・環境」を踏まえつつ、単元全体をひとつの課題で貫く構成にしました。 予算・参加人数・場所・品目といった前提条件をあえて示さず、 子どもたちの話し合いの中から「いくらまで使っていいのか」「どこでやるのか」という疑問が生まれるよう設計。 ものを買うときには、いろんな視点で情報を集める必要があることに気づくことができるようにしています。
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ワークシート・教材教具・ふり返りフォームの作成
児童用・授業者用のワークシート、買い物計画シート、売買契約を考えるためのクイズ教材を作成しました。 全時間のワークシートをgoogleスライドで作成し、子どもたちはタブレットを開いて授業に参加する形としました。
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全5クラス・全6時間の授業
5クラスそれぞれ6時間、計30時間を授業者として担当しました。 10年以上の小学校教員としての現場経験と、CFP®認定者としての専門知識をかけ合わせ、 「正しい知識を教える」のではなく、子どもが自分で考えて決める場面をつくることを軸にしています。
単元を通した課題:「もし5年○組でクリスマス会を開くなら、盛り上げるために何を買ってくる?」
実施概要
- 単元名
- 持続可能な社会へ 物やお金の使い方(第5学年・家庭科/全6時間)
- 実施期間
- 2026年8月28日(金)〜9月14日(月)
- 会場
- 福岡市立松島小学校
- 対象
- 同校5年生 5クラス(1クラス6時間・のべ30時間)
- 担当
- 単元設計/指導案作成/ワークシート・教材教具の作成/ふり返りフォームの設計/全クラス全時間の授業
- 授業者
- 土肥 悠帆(FPちょきんばこ/CFP®認定者・1級FP技能士)
福岡市立千早西小学校 特別教室の予約システム「特別教室使用割」
ご依頼を受けての開発/導入研修の実施/運用しながらの改善(全教職員が利用)
運動場・体育館・音楽室・理科室・図書室といった特別教室の使用割を、 パソコンやスマートフォンから予約できるようにするシステムを開発し、運用が始まっています。
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現場の困りごとから設計しました
職員室にある使用割の表まで行かないと空きが分からない。行ってみないと分からない。 学校にいないと確認も予約もできない。書き直しや消し忘れが、後から分かりにくい。 先生方のこうした困りごとを出発点に、画面の作りを決めていきました。
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押すだけで予約できる画面
アプリのインストールは不要で、URLを開くだけ。ふだん使っているGoogleアカウントでログインできます。 空いている枠は白、使う予定は学年ごとの色で表示され、枠を押すとその場で予約・変更・取り消しができます。 1日ごとの表示と1週間ごとの表示を切り替えられるので、単元の計画を立てるときにも使えます。 毎週決まっている基本の使用割はあらかじめ入れてあり、先生方の入力は追加で使いたいときだけです。 自宅のパソコンやスマートフォンからも、同じように確認・予約ができます。
職員室まで見に行かなくても、空きが分かる - 03
導入研修と、その後の改善
運用開始にあたって、10〜15分で終わる職員研修用のスライドを作成し、研修も担当しました。 画面の見方から予約・変更・取り消し、うまくいかないときの対処までを一通り扱う内容です。 運用が始まってからも、使っていただきながら改善を続けています。
実施概要
- 名称
- 特別教室使用割(特別教室の予約システム)
- 導入先
- 福岡市立千早西小学校
- 対象
- 同校の全教職員
- 担当
- 要件の整理/システムの開発/導入研修の資料作成と実施/運用開始後の改善
- 状況
- 2026年9月〜 運用中
福岡市立千早西小学校 特別支援学級「お買い物ごっこ」のAIセルフレジ
ご依頼を受けての開発/担任の先生と授業で使いながら改善を継続
買い物の練習と計算の学習をかねた「お買い物ごっこ」の活動で使う、 セルフレジのような計算ツールを開発しました。
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声でも、指でも入れられます
「100円を3つ」と話しかけると、AIが聞き取って品物として登録します。 うまく聞き取れないときや、声を出しにくいときのために、 数字のボタンを押して入れる方法も同じ画面に用意しました。どちらでも同じように進められます。
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買い物の流れを、そのまま4つの画面に
①かうもの ②わりびきけん ③もってきたおかね ④はんてい。 実際のセルフレジと同じ順番でならべ、最後に「持ってきたお金で足りるか」を判定します。 画面の文字はすべてひらがなと分かち書きにしています。
計算の学習と、買い物の練習を、ひとつの流れの中で - 03
使いながら、直しています
作って渡して終わりではなく、担任の先生と実際の授業で使いながら、 そのつど改善を重ねています。「edgeではちゃんと動作しなかった」「マイクの待機時間が短すぎるので、話すのに時間がかかる子が困った」 「子どもが割引券を使いたいといいだしたから対応してほしい」など、子どもの様子を見て気づいたことを、次の授業までに反映する形でアップデートしています。
実施概要
- 名称
- おかいものごっこ けいさんツール
- 導入先
- 福岡市立千早西小学校 特別支援学級
- 担当
- ご要望の聞き取り/ツールの開発/授業での運用支援/継続的な改善
- 状況
- 2026年9月〜 運用中
福岡市立千早西小学校 4年生社会科 思考ツール「ふくおか まるまるマップ」
ご依頼を受けての開発/担任の先生と指導案を確認しながら改善を継続
4年生の社会科で、子どもが自分の考えをまとめ、整理するための思考ツールを開発しました。
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スローガンを真ん中に置いて、広げていきます
「100年後も れきしある まち」のように、自分のスローガンを立てるところから始まります。 そこにつながる場所(櫛田神社、博多駅、天神、大濠公園など)を選び、選んだ理由を書き、 さらにそこから言葉を広げ、組み合わせ、取り組みを考えていく。 考えの筋道が、そのまま画面に残る作りです。
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提出まで画面の中で完結
書いた内容は自動で保存されます。メニューの「せんせいに ていしゅつする」でファイルに書き出し、 Google Classroomなどに提出できます。 先生用のページを別に用意しており、提出されたファイルをまとめて読み込んで、 クラス全員分を一度に印刷できます。
中心のテーマも、出てくる場所も、先生が設定画面から変えられます - 03
指導案に合わせて、直しています
4年生の先生と指導案の内容を確認しながら、授業でそのまま使える形になるよう、 アップデートを重ねています。授業の流れに合わない部分は、ツールのほうを変えるという考え方です。
実施概要
- 名称
- ふくおか まるまるマップ(4年生社会科 思考ツール)
- 導入先
- 福岡市立千早西小学校
- 対象
- 同校4年生
- 担当
- ご要望の聞き取り/ツールの開発/先生用の集約・印刷機能の開発/継続的な改善
- 状況
- 2026年9月〜 運用中
福岡市立青葉小学校「金融経済教育公開授業 in 福岡」
教職員向け研修の講師/単元づくりの伴走支援/単元を通しての授業者(6年生・総合的な学習の時間)
2025年11月27日、福岡市立青葉小学校で開催された2025年度「金融経済教育公開授業 in 福岡(福岡市)」に携わりました。 福岡県金融広報委員会の金融経済教育研究校として、同校が2年間かけて積み重ねてきた研究の成果を公開する場です。
この取り組みでは、教職員向けの研修から授業づくり、そして公開授業当日の授業者まで、一貫して関わらせていただきました。
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教職員向け「金融教育研修」の講師
公開授業に向けた事前準備として、先生方を対象とした金融教育研修の講師を務めました。 10年以上の小学校教員としての現場経験と、CFP®認定者としての専門知識をかけ合わせ、 金融リテラシーマップを見ながら、今取り組んでいる各教科の学習の中に金融経済教育の視点を取り入れるなら どのような授業ができそうか、先生たちと一緒にアイデアを出しあいました。
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夏休みからの授業づくり・伴走支援
夏休み期間中から先生方との話し合いに参加し、指導案の作成や授業展開について一緒にアイデアを練り上げました。 外部の専門家としての視点を提供しつつ、同校の教育目標である「よりよい生き方を目指して」に沿った単元計画になるよう、 子どもたちの実態に即した授業になるよう心がけました。
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単元を通してのゲストティーチャー
6年生の「総合的な学習の時間」で、単元を通して授業者として参加しました。 子どもたちが考えをまとめる際の手助けになるよう、 学年の先生方と話し合いながら、スプレッドシートを使ったツールの作成も行いました。
授業テーマ:「修学旅行で買い物名人になろう!」
開催概要
- 名称
- 2025年度「金融経済教育公開授業 in 福岡(福岡市)」
- 開催日
- 2025年11月27日(木)
- 会場
- 福岡市立青葉小学校
- 主催
- 福岡県金融広報委員会(事務局:日本銀行福岡支店内)
- 対象
- 同校6年生児童、および参観された教育関係者のみなさま
- 担当
- 土肥 悠帆(FPちょきんばこ/CFP®認定者・1級FP技能士)
金融教育は、「正しい知識を教えれば身につく」ものではありません。
教員時代にいちばん実感したのは、最適解を教えても、できるようになるわけではないということでした。
だからこそ、外から一日だけ話をして終わりではなく、先生方と一緒に単元をつくるところから関わりたいと考えています。
デジタルやAIの活用も、同じ考え方です。つくって渡して終わりにせず、先生方と使いながら直していく。
現場にいた人間として、それがいちばん続く形だと思っています。
金融教育・講演のご依頼
- 教職員向けの金融教育研修・校内研修
- 小・中・高校での出前授業/ゲストティーチャー
- 金融経済教育の単元づくり・指導案づくりの伴走
- PTA・教職員団体向けの講演(NISA・iDeCo・退職金・ライフプラン)
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日程・内容のご相談だけでも歓迎です。
校務のデジタル化・ツール開発のご依頼
- 校務のデジタル化・AI活用のご相談(予約システム、集計、資料づくりなど)
- 授業や特別支援の場面で使うツールの開発・改善
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